村下孝蔵さんの歌は、今も色あせない。今回紹介するカバーは絶品です。

村下孝蔵さんが1999年6月に急逝してから今年で14年が経ちます。亡くなられたのが昨日のような感じがしますが、もうそんなに経ったものですね。46歳の若さでした。(自分はこの6月で41歳に・・・村下さんが逝った年齢に近づいてきました)



村下孝蔵さんと言えば、『初恋』の大ヒットをはじめ、「踊り子」「少女」「夢のつづき」「陽だまり」(アニメ「めぞん一刻」の最終版オープニングテーマ)なども有名です。個人的には、明星チャルメラのCMソングになった「ねがい」や某鉄道会社の特急列車の名前と同じ「ロマンスカー」(当時は不発でしたが最近は再評価されています)、そして今の政権の『美しい国、日本』にふさわしいと思う「この国に生まれてよかった」もいいですね。



大ヒット曲の『初恋』です(YouTubeより)↓

ジャケットはアルバム「林檎と檸檬」より

続いて、大ヒット曲となった「踊り子」です(YouTubeより)↓

ジャケットはシングル「初恋」より(「踊り子」もありますが、ブログに貼り付けできない・・・orz)

ジャケットに使われている村上保さんの切り紙絵もいいですね。(村下孝蔵さんの曲に合いますね)



なお、村下孝蔵さんの曲には少ないですが、PV版もあります。

「少女」PV版(YouTubeより)↓

PV自体が何かのメッセージ性を持っていると思いますが、故人となっているので永遠の謎ですね。

「夢のつづき」PV版(YouTubeより)↓

村上保さんの切り絵をアニメーションしたものです。最後に女性が寂しそうに都会へ向かって行くシーンが印象的でした。


個人的に好きな曲ですが・・・・

「ねがい」【明星「チャルメラ」CM】(YouTubeより)↓

当時のチャルメラのCM動画を探していましたが見つかりませんでした。(印象に残っているのですが・・・)

「陽だまり」【アニメ「めぞん一刻」最終版オープニングテーマ】(YouTubeより)↓

初めて聴いた時、「あれ?歌詞が違う」と思いましたが、実はアニメに使われていたのは2番でした。

なんと当時のOPを見つけました(YouTubeより)↓

これは、アニメスタッフがこの歌を聴いて作ったが、村下さんが「めぞん一刻」を見て作ったのかどっちかですね。(最近のアニメOPは、どう考えてもねじ込んだ曲ばかり、そりゃ最近のアニメソングが印象に残らんのも無理ないや)
ちなみにTV番組で『懐かしのアニメ特集』で「めぞん一刻」も紹介される事もありますが、たいてい初期のオープニングの「悲しみよこんにちは」(歌:斉藤由貴)が流れる事が多いです。(最近は「陽だまり」を流すのが増えてきていますが・・・)

話は戻って・・・「かざぐるま」(YouTubeより)↓

内容が、不○か○倫を思わせる歌詞のような・・・憶測ですが。

鉄ヲタの自分としては・・・「ロマンスカー」(YouTubeより)↓

ロマンスカー」は、元々『ロマンスシート』(今で言えば、クロスシート)のある車両の事で、大手私鉄会社はこぞって「ロマンスカー」を名乗っていた。しばらくして、ほとんどの会社は特急車両の名称を独自名称に変更し、小田急だけが残った。結果的には「ロマンスカー」=「小田急」が定着したような形です。



さて、前置きが長くなりました。カバーの件です。

村下さんの曲は、生前・没後に関わらずいろんなアーティストがカバーしています。しかし、個人的にはあまり印象に残っていません。変なアレンジを入れて、原曲を壊しまくっているばかりで飽き飽きしていました。

しかし、偶然にも「おっ!!」と思えるのを発見しました。
アニメ『そらのおとしもの』です。これは、単なるアニメですが、エンディングテーマが各話で違う曲が流れる事、さらに1970年代から80年代頃の名曲をそのアニメの声優が歌っている事です。また変なアレンジをいれず原曲遵守で歌っているのも特徴です。

後は、ウィキの『そらのおとしもの』をご覧ください。

そのアニメのシリーズの中で、村下さんの「初恋」と「踊り子」がカバーされていました。
それを聴いた自分は、はまりました。


そらのおとしもの』第1期、第9話エンディングテーマ「初恋」フルバージョン(YouTubeより)↓

そらのおとしもの エンディングテーマ・コレクション(2009年12月29日発売)に収録されています。

ちなみにアニメのエンディング画面です(YouTubeより)↓

画像との関連性などのつっこみどころはありますが、この際スルーします。


そらのおとしもの』第2期、第8話エンディングテーマ「踊り子」フルバージョン(YouTubeより)↓

そらのおとしものフォルテ 今年も“エンディング・テーマ・コレクション(2010年12月29日発売)に収録されています。

ちなみにアニメのエンディング画面です(YouTubeより)↓

同様に、この際スルーします。


実は、村下孝蔵さんの曲は原曲遵守では、歌うのが難しいと言われています。キーを下げたり、アレンジを入れまくっているのもそのためとの事です。しかし、この声優(原曲発表当時は、まだ生まれていなかったらしい)さんは、かなり歌唱力のある人(音楽大学卒とジャズボーカリストのコンビ)なので、ここまで原曲遵守でいけたのかも知れません。

このアニメは第3期も製作発表されましたが、いつ放送されるかわかりません。個人的には、「少女」、「夢のつづき」をお願いしたい。「ねがい」もいいな。(「陽だまり」は、権利関係で難しいだろうな)

カバーも捨てたものではないと個人的に思いました。(「初音ミク」版もあるらしいのですが・・・)


日本語のみの歌詞、安易に英語などの横文字に頼らない姿勢がいいですね。むしろ当時は当たり前だったのかも知れません。(そう言えば、歌番組や最近のヒット曲を聴かなくなって5年以上経ちます。何がはやっているかわからない。化石以下ですね・・・orz)


本当に惜しい人を亡くしました。村下孝蔵さんが今も生きていれば還暦を迎える(迎えた?)年になるはずでした。



最後に、安倍政権にふさわしい動画で締めくくりたいと思います。

「この国に生まれてよかった」です(YouTubeより)↓

動画は、投稿者の製作です。



願うことなら、村下さんの曲が未来まで永遠に歌い継がれるように・・・それでは・・・









            Written by 短髪豚野郎!!