「ねんきん特別便」が来ました。(2008年3月)

3月に実家から「何か手紙がきているぞ!!」と親父から電話があったので、実家に行ってその手紙を見てみました。


 こ、これは・・・・

 今、話題の『ねんきん特別便』じゃないか!!


その実物を撮影しました。↓
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※なお、個人情報にあたる部分は編集してあります。ご了承下さい。

中身を見ると、「年金記録」が同封されていました。(この下に具体的な記録があります)↓
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あと、こんなものも・・・↓
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・・・などが入っていました。


ねんきん特別便」が来るとは、夢にも思わなかった・・・・


    ・・・・でも、心あたりがあった。


 今の職場には平成5年に就職いたしました。それから今日まで同じ職場ですのでそれまでの記録がありました。しかし、その前に問題があったのです。

 実は、自分は高卒で入ったわけではありません。高校卒業後2年間、専門学校にいました。そこで20才を迎えたのです。20才になると『国民年金』に加入する事になります。(なお、義務加入になったのはつい最近です。)
 つまり、就職する前に『国民年金』に加入していたかどうかになります。

 これは、電話で確認するよりもむしろ「社会保険事務所」へ行った方がいいと思いました。しかし、話によると連日大混雑しているとの事で確認作業にも時間がかかり、昼休みにちょっと・・という訳には行かないらしいのです。

 しばらく、そのままにしていましたが、ちょうど5月8日に午前中に医者へ通う為に半日休みをもらったので、医者の後に「高田社会保険事務所」へ行きました。


 ・・・・『ねんきん特別便』専用窓口がたくさん設置してありましたが、それ以上に確認する人達で大混雑していました。

 「これ、午前中に終わるかな?」・・・・との不安がありましたが、何とか自分の番になりました。(待ってから約1時間)


  以下、担当官とのやり取りです。

  HN羽村「このような物が来たのですが・・・」

  担当官「『ねんきん特別便』ですね」

  HN羽村「平成5年からの就職した分は載っていますが、就職する前の年に『国民年金』に入っていたはずですが・・」

  担当官「『年金手帳』はありますか?」

  HN羽村「探したんですが・・・ありませんでした」

  担当官「普通ならあるはずですが・・・」

  HN羽村(をいをい・・でたよ、このせりふ。これでお蔵行きか)

  担当官「とりあえず、調べてみましょう」

  -それから30秒後-

  担当官「たしかにありました。誕生日の前日6月9日から10ヶ月間(3月31日まで)納入がありました。住所・氏名・誕生日合っていますし、ちょうど平成5年3月31日付で『国民年金』の資格損失(つまり就職先の『○○年金』へ移行した為)しております。この記録と合致致しますのでただちに手続きをとります」

  -さらに10秒後-

  担当官「これで、この年金記録に『国民年金』が登録されました。後は所定の手続きを・・・」

  ・・・で指示通りに書類を記入。

  担当官「これで終了です。新しい『年金記録用紙』をお渡しいたします。ありがとうございました。」


    ・・・以上が、担当官とのやりとりでした。(一部抜粋しました)



  これで、年金問題が解決しました・・・・が、よく考えてみればこの『ねんきん特別便』は「第1便」です。もしかして、照合作業がほぼ完了した人に『確認』の意味で「第1便」を送ったのではないか?と思ったりします。(検索が早すぎるし、うまくタイミングがよすぎる)

 あと、「なぜ、実家に届いたのだろうか?」の意味がわかりませんでした。担当官が言うには「変更については職場経由でお願いします」との事だったが、とっくに「住所変更」も自分でしてなおかつ税金も現住所である「上越市」に納めているのに・・・


まだまだ、日本は『縦割り社会』だと痛感した出来事でした。


※ちなみに兄も『ねんきん特別便』が来ました。(大卒だったのでその間の『国民年金』の事だと思うのですが・・・)



 この、『国民年金』・・亡き母が納めてくれた物でした。亡き母に今以上に感謝を申し上げ、この記事を閉じさせていただきます。



       Written by トンマノマント(非鉄ネタ用HNです)